議長の選出に思うこと
茅ヶ崎市は、来週臨時議会があります。その臨時議会では、議案審議もあるのですが(屋内温水プールの建設工事入札など)、2年に1度の議長・副議長、そして各常任委員会の委員長・副委員長、議会運営委員会委員長・副委員長、農業委員会、監査委員会などの役職等の選出が行われます。
特に、議長と副議長については、2年前本会議場で投票で決めますが、しかし、立候補制度ではなく会派の水面下のやり取りでまとめていく形の中で、投票ということでした。
私は、この方式に疑問をもっており、2年後のときは、この議員にとっては、とても見えにくい議長・副議長の選出を、また、有権者にとっては誰が議長・副議長になろうとしているのかがほとんど分からない議長・副議長の選出を、すこしでも見えるものにしたいと思っておりました。
2年が経過する中、今回、それにあたりいろいろと調べると、全国各地で、議長(副議長はいろいろ)の選出で、立候補制をとり、立候補者が、議員の前で、議会をどうするのかという所信表明をするという事例を見つけました。
たとえば、山口県周南市では、本会議の前の全員協議会で立候補者が所信表明演説をします。
周南市の議長選に絡む会議日程は、こちら
徳島県鳴門市でも、市議会の議長選挙を立候補制を導入して行われています。
徳島県鳴門市の市議会議長選挙(平成17年)は、こちら
宮崎県延岡市でも、2009年から市議会議長を立候補制を導入して、議会運営委員会にて、所信表明を行い(市民の方の傍聴可能)、議長選を行うとのことです。
延岡市議会の議長選立候補制導入は、こちら
神奈川県議会では、松田良昭前県議会議長が、議長選において、議会マニフェストを県議会議員に示したという事例もあります。
松田良昭前県議会議長の議会マニフェスト関係は、こちら
神奈川県内でも、葉山町の議長選や、横須賀市議会の議長選でも立候補制度をとっている模様です。また、三重県伊賀市や津市の議長選も立候補制を採っているようです。
地方政治は、市長と議会の二つの独立した機関によって行われる二元代表という制度ですが、この二元体表の一つである議会のトップである議長には、議会をどう運営していくのか、改革していくのか、また、市長とどう向き合っていくのかが求められると思います。だからこそ、今回の議長選挙で、会派として立候補制度を強く提案したいと思っております。
私、一議員としては、会派の思惑とかを超えて、議長が、30人の市議会議員のトップとして、どのように茅ヶ崎市議会を変えていくのか(たとえば、議会基本条例など)、また茅ヶ崎市とどう向き合うのかを提示していただけるかたを応援したいと思っております。
地方の時代といわれる中、地方自治の両輪として議会の在り方が問われていることからすると、そのトップである議長はとても重要であると思いますし、会派の調整もわかりますが、やはり、議長選が市民にも見えるものにならなければいけないと私は思っております。
特に、議長と副議長については、2年前本会議場で投票で決めますが、しかし、立候補制度ではなく会派の水面下のやり取りでまとめていく形の中で、投票ということでした。
私は、この方式に疑問をもっており、2年後のときは、この議員にとっては、とても見えにくい議長・副議長の選出を、また、有権者にとっては誰が議長・副議長になろうとしているのかがほとんど分からない議長・副議長の選出を、すこしでも見えるものにしたいと思っておりました。
2年が経過する中、今回、それにあたりいろいろと調べると、全国各地で、議長(副議長はいろいろ)の選出で、立候補制をとり、立候補者が、議員の前で、議会をどうするのかという所信表明をするという事例を見つけました。
たとえば、山口県周南市では、本会議の前の全員協議会で立候補者が所信表明演説をします。
周南市の議長選に絡む会議日程は、こちら
徳島県鳴門市でも、市議会の議長選挙を立候補制を導入して行われています。
徳島県鳴門市の市議会議長選挙(平成17年)は、こちら
宮崎県延岡市でも、2009年から市議会議長を立候補制を導入して、議会運営委員会にて、所信表明を行い(市民の方の傍聴可能)、議長選を行うとのことです。
延岡市議会の議長選立候補制導入は、こちら
神奈川県議会では、松田良昭前県議会議長が、議長選において、議会マニフェストを県議会議員に示したという事例もあります。
松田良昭前県議会議長の議会マニフェスト関係は、こちら
神奈川県内でも、葉山町の議長選や、横須賀市議会の議長選でも立候補制度をとっている模様です。また、三重県伊賀市や津市の議長選も立候補制を採っているようです。
地方政治は、市長と議会の二つの独立した機関によって行われる二元代表という制度ですが、この二元体表の一つである議会のトップである議長には、議会をどう運営していくのか、改革していくのか、また、市長とどう向き合っていくのかが求められると思います。だからこそ、今回の議長選挙で、会派として立候補制度を強く提案したいと思っております。
私、一議員としては、会派の思惑とかを超えて、議長が、30人の市議会議員のトップとして、どのように茅ヶ崎市議会を変えていくのか(たとえば、議会基本条例など)、また茅ヶ崎市とどう向き合うのかを提示していただけるかたを応援したいと思っております。
地方の時代といわれる中、地方自治の両輪として議会の在り方が問われていることからすると、そのトップである議長はとても重要であると思いますし、会派の調整もわかりますが、やはり、議長選が市民にも見えるものにならなければいけないと私は思っております。
by ebiken-chigasaki
| 2009-05-05 14:54
| 雑感