コミュニティビジネス視察2
次は、石川町に移動して、ニート・引きこもりなどの若者を支援するK2インターナショナルが11月20日(木)にオープンさせたお好み焼き「ころんぶす石川町駅前店」に行ってまいりました。
ちょうどお昼時だったんで、まずはその自慢のお好み焼きをいただいてから、店長さんからいろいろとお話を伺わせていただきました。
お好み焼きについては、特徴はとにかく粉が少ないということで、一度来たことのある引率者の方は自分がやると、バラバラになってしまったということでしたが、確かに、焼いてもらうのを見ていて、かなり粉が少ないお好み焼きだと思いました。
K2インターナショナルが、自立に悩む若者を支援するところとして、「ころんぶす」を運営されているそうで、今回お伺いした石川駅前店は3号店で、この3号店はとても広く、またお客さまの回転も速いそうなので、K2インターナショナルで自立しようとする若者の中でも、かなり社会との付き合い方も分かっている若者たちが来るそうで、若者たちのその状態に合わせて、他のところでカフェなどの運営もされているそうでうす。
K2インターナショナルのHPは、 こちら
お好み焼きについては、やはり焼き方を覚えなければいけないにしても、粉と野菜があればできるということでやりやすかったこと、また、野菜についてはかなり切り刻まれているなと見ていたところ、お好み焼きは、食材のロストがかなりすくないので、それだけ仕入れも安くできるということでした。
また、お店は、若者の就労支援という言葉が分からないくらいに、とてもシックなつくりで、カフェとしても十分に楽しめるお店でした。
かなり幅広く活動を展開されているそうで、中華街にある高校の学食を経営したり、その学食から、同じく経営している学童保育に食事を提供したりと、若者や障がい者の就労支援として多角的に運営している話が聞けました。
引きこもりの若者たちをどう自立させるのか、もう家庭問題のレベルではなく、社会問題として取り組まなければなりませんが、コミュニティビジネスの中に一つの光を見た気がしました。
by ebiken-chigasaki
| 2009-05-21 18:24
| 視察・勉強