本会議最終日において修正議案を提出しました。
今日は、茅ヶ崎市議会のいわゆる12月議会の最終日でした。最終日は基本的には、各常任委員会(総務・教育経済・環境厚生・都市建設)での審議と採決結果について委員長より報告が行われ、その後、委員長に対しての確認の質疑(ほとんど行われません)のあと、討論、採決という流れになります。
今回、我が会派は、ここでも一石を投じようということで、総務常任委員会において、茅ヶ崎市の自治基本条例についての修正案を出しましたが、本会議でも改めて提出いたしました。
私は、提出議員を代表して壇上で改めて、茅ヶ崎市が地方政府として機能するために自治基本条例が制定される必要があるのだと理解しています。その「地方政府」として運営されるには、重要な理念は、「市民主権の確立」だと思います。茅ヶ崎市の自治基本条例は、この「市民主権」ということで考えると非常に不十分であると判断しました。
確かに、自治基本条例は施行後に見直しを行うということで、そこで入れて修正をということもできると思います。しかし、本当に直さなければならないと思うべきことは、今回の議案に対して修正を行うべきではないでしょうか。
私としては、前文の段階から、きちんと基本理念として市民主権を位置づけるとともに、この条例は、茅ヶ崎市が制定する条例の中で最大限に尊重されるべきものとの位置づけを明言するべきだと考えます。
なぜなら、前文は、その条例全体を流れる基本コンセプトにあたる部分であるからです。
その他に、市民主権として、やはり「住民投票」について、細かい部分(投票権や投票を行う条件など)については、今後の議論とするのはかまわないのですが、私として、市民は普段は確かに選挙で選んだ議員に、このまちをよりよくしていくこと、市に意見していくことを託していると思います。しかし、本当に重大なことについては、自ら意見を述べたいと思います。だからこそ、陳情や請願というものがあるんだと思いますが、市民自身が直接に行政・議会に意見を表明する最大のもの、もっとも重要な制度は、「住民投票」であると思います。だからこそ、それは個々の事案によって行うのかどうかを判定するいわゆる「非常設型」ではなく、基本的な用件を定めた総合的な住民投票条例、いわゆる「常設型」の住民投票制度を目指すべきだと思います。
しかし、茅ヶ崎市の案では、「住民投票」については何を想定しているのかはまったく見えません。
また、条例の検証についてですが、検証段階で市の案では学識経験者のみが加えられています。茅ヶ崎市が地方政府として機能し、そして市民主権を確立する上で、この自治基本条例の検証について、その段階から市民が加わるべきだと思います。
これらの点については、数年後の修正を待つのではなく、今始めから加えておくべきことだと考えます。だからこそ、討論の段階で要望するようなことをせずに、修正動議で修正案をぶつけました。
結論としては、質疑も結局1件だけで、議論しあうこともなく修正案は否決となりました。
ただ、私自身、本気で修正すべきと思うことについては、討論で要望するだけでなく、修正案をぶつけていきたいと思います。
今回、我が会派は、ここでも一石を投じようということで、総務常任委員会において、茅ヶ崎市の自治基本条例についての修正案を出しましたが、本会議でも改めて提出いたしました。
私は、提出議員を代表して壇上で改めて、茅ヶ崎市が地方政府として機能するために自治基本条例が制定される必要があるのだと理解しています。その「地方政府」として運営されるには、重要な理念は、「市民主権の確立」だと思います。茅ヶ崎市の自治基本条例は、この「市民主権」ということで考えると非常に不十分であると判断しました。
確かに、自治基本条例は施行後に見直しを行うということで、そこで入れて修正をということもできると思います。しかし、本当に直さなければならないと思うべきことは、今回の議案に対して修正を行うべきではないでしょうか。
私としては、前文の段階から、きちんと基本理念として市民主権を位置づけるとともに、この条例は、茅ヶ崎市が制定する条例の中で最大限に尊重されるべきものとの位置づけを明言するべきだと考えます。
なぜなら、前文は、その条例全体を流れる基本コンセプトにあたる部分であるからです。
その他に、市民主権として、やはり「住民投票」について、細かい部分(投票権や投票を行う条件など)については、今後の議論とするのはかまわないのですが、私として、市民は普段は確かに選挙で選んだ議員に、このまちをよりよくしていくこと、市に意見していくことを託していると思います。しかし、本当に重大なことについては、自ら意見を述べたいと思います。だからこそ、陳情や請願というものがあるんだと思いますが、市民自身が直接に行政・議会に意見を表明する最大のもの、もっとも重要な制度は、「住民投票」であると思います。だからこそ、それは個々の事案によって行うのかどうかを判定するいわゆる「非常設型」ではなく、基本的な用件を定めた総合的な住民投票条例、いわゆる「常設型」の住民投票制度を目指すべきだと思います。
しかし、茅ヶ崎市の案では、「住民投票」については何を想定しているのかはまったく見えません。
また、条例の検証についてですが、検証段階で市の案では学識経験者のみが加えられています。茅ヶ崎市が地方政府として機能し、そして市民主権を確立する上で、この自治基本条例の検証について、その段階から市民が加わるべきだと思います。
これらの点については、数年後の修正を待つのではなく、今始めから加えておくべきことだと考えます。だからこそ、討論の段階で要望するようなことをせずに、修正動議で修正案をぶつけました。
結論としては、質疑も結局1件だけで、議論しあうこともなく修正案は否決となりました。
ただ、私自身、本気で修正すべきと思うことについては、討論で要望するだけでなく、修正案をぶつけていきたいと思います。
by ebiken-chigasaki
| 2009-12-17 16:10
| 本会議