茅ヶ崎市議”えびけんの政治”日記 by 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう

茅ヶ崎市議会議員”えびけん”こと、海老名けんたろう(松下政経塾出身)の茅ヶ崎市議活動日記。メールはebiken72@gmail.comまで
28日の日記「デンマークの医療・福祉・教育を学ぶ講演会」に参加
 28日は午後に勤労市民会館で開催された千葉忠夫先生をお招きしての「デンマークの医療・福祉・教育を学ぶ講演会」に参加してまいりました。

 千葉忠夫先生は、1941年生まれで、もともとは自衛隊でパイロットを目指していたそうですが、自己の身体の関係でなることができなくなり、その後の方向転換の中を図る中、住みよい国があり、それがデンマークと知り、1967年に、デンマークにわたり住んで、バンクミケルセンの薫陶を受けられたとのことでした。

 千葉先生の講演会は、千葉先生がデンマークの教育が対話で行われることから、一方的に講演をし、その後質疑をするというよりも、千葉先生が講演しながら、聴衆にも考えてほしいことを投げかけ、答えさせて、その答えからまた展開していくというスタイルが特徴的でした。

 <講演内容>

 幸せな国とは何なのか?

 幸せな国=生活しやすい国=生活大国
  生活大国であって、経済大国ではない。
  デンマークは、生活大国である。

 生活大国=社会福祉・社会保障が充実した国=社会福祉国家
  デンマークは、社会福祉国家である。日本は、社会福祉国家とは言われない。

 社会福祉国家とは、国民すべての生活を保障している。
  社会福祉制度の充実を表す言葉として、”ゆりかごから墓場まで”
  デンマークは、ゆりかご以前から、生活の保障がなされている。
  また、葬式費用についても、負担してもらえるそうです。
  教育費について、小学校~大学まで無料(幼稚園や保育園は有料)

 デンマークの高齢者福祉について
  千葉先生が1967年にデンマークにわたったときに、いわゆる特別養護老人ホームのようなところにおいて、デンマークの高齢者は個室に住んでいたんだそうです。

  デンマークの高齢者に対する見方の変化
   以前は、福祉の対象となる高齢者(高齢者全体の20%)=病人
     病人だから、医者と看護師で対応する。

   1970年代:高齢者=退職者 だから生活を見守ってあげよう

   1980年代:高齢者=第三の人生を送る人
         病人でも、退職者でもない
     ※第一の人生:教育を受ける人生
      第二の人生:仕事をする人生
      第三の人生:生きがいをまっとうする人生

     かつては、高齢者も体が悪くなると、特別養護老人ホームのような施設へだったが、今では可能な限り、在宅で対応するということであった。
   
   高齢者福祉の三原則
    ・継続性    :できる限り今の生活を続ける
    ・自己決定   :自分のペースで
    ・自己資源の開発:自分の持っている技能や技術を生かす

    介護でも、手伝った方が早くても、持っている能力を奪ってしまわないように、できることはできる限り、自分でやらせる。

   年金について、65歳からだが、日本と大きく異なるのが、掛け金がないということ
   日本円でいうと、月額20万円くらい

という福祉についての話の後、政治を巡る話になりました。

   社会福祉国家=民主主義
    民主主義とは何か?これを日本人は理解しているのか?

    民主主義=主権在民(国民主権)
     主権を行使するのは、選挙
      デンマークは、国政だと投票率90% 地方だと最低でも75%
      ※日本と大違いです。茅ヶ崎市はこのまえの市長選は50%未満

   民主主義の構成要素
    ・自由
    ・平等
    ・博愛=共生

   ここで千葉先生より、日本はどうなのか? 自由は?平等は?博愛は?

   千葉先生から、日本の介護保険について、その保険料について40歳以上であれば財産の多寡に関わりなく、一律の保険料を徴収するのはおかしいとのことでした。それぞれの状態に応じて、負担も、受けるサービス料も変わるべきであり、それがデンマークの病棟の考え方でもあるとのことでした。

   日本は、経済大国である。この経済力を生かせれば、生活大国にもなれると千葉先生は主張されていました。

   日本は、病気・教育・老後に備えてと個人や家庭で貯蓄して対応する。

   デンマークは、上の理由での貯蓄は行わない、それを国に税で渡して、社会福祉・社会保障で対応する。
   
   ここが大きな違いということでした。ただ、ここについては税金に対する国民観、それは国や政治に対する国民観の違いがあることが如実に表される部分です。

 本当は最後まで聞きたかったのですが、中学生たちとの打ち合わせもあり、ここで途中退室でしたが、今後は、千葉先生の本を読んで、理解を深めたいと思いました。
 
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 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
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by ebiken-chigasaki | 2011-06-28 23:58 | 視察・勉強
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