茅ヶ崎市議”えびけんの政治”日記 by 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう

茅ヶ崎市議会議員”えびけん”こと、海老名けんたろう(松下政経塾出身)の茅ヶ崎市議活動日記。メールはebiken72@gmail.comまで
カテゴリ:視察・勉強( 113 )
夕張市の財政破綻と破綻の実態 その2 夕張財政再建計画について
 茅ヶ崎市議”えびけん”こと海老名けんたろうです。

 先日はPHP地域経営塾で、自治体の財政破綻についての話を聞いてきました。

 「夕張市の財政破綻と破綻処理の実態について」の話の内容の続きを書きたいと思います。講師は札幌市の職員の方でした。

 <財政破綻後、夕張市財政再建計画>
 2006年の6月議会において、当時の市長が総務省に財政再建団体の申請を行うことを表明し、2007年3月に財政再建団体に

 赤字額 353億円(標準財政規模 43.7億円 つまり8倍)
  (主な内訳)
    ・観光事業会計閉鎖に伴う累積債務精算&債務負担一括償還  186億円
    ・一般会計、住宅管理会計赤字額                     60億円
    ・病院事業会計閉鎖に伴う累積債務精算                 45億円
    ・宅地造成事業会計閉鎖に伴う累積債務精算              23億円

 再建計画の期間(平成19~36年度)
 基本方針
   (歳入の確保)
     ・税率の見直しによる市税の増収
     ・ごみ処理の有料化、各種施設使用料などの受益者負担の見直しによる収入の増加
     ・税や使用料などの徴収率の向上対策

   (歳出の削減)
     ・全国で最も効率的な水準となるような徹底的な行政のスリム化
     ・事務事業の抜本的な見直し
       →市民生活に必要な事務事業以外は、原則廃止

 再建計画の5つの重点事項
  (1)総人件費の大幅な削減
      全国の市町村の中で最も低い給与水神
      人口規模が同程度の市町村で最も少ない職員数の水準

  (2)事務事業の抜本的な見直し
      全国で最も効率的に運営する市町村と同程度となるような抜本的な見直し
      投資的事業は、真に必要な事業以外は行わない

  (3)観光事業の見直し
      今後、不採算の観光事業は実施しない
      市所有の観光関連施設は、売却or指定管理者制度により委託
        →結局は、指定管理となった

  (4)病院事業の見直し
      市立総合病院→有床の診療所に再編(老人保健施設を併設)&指定管理者制度で公設民営化

  (5)施設の統廃合
      公共施設等は大幅に統廃合
      集会施設・体育施設は必要は物を除き休止or廃止
      中学校 4校 →  1校
      小学校 7校 →  1校

  財政再建については、過去最長の再建期間が、兵庫県の旧篠山町の21年であったことなどからも、約20年程度との方向であったが、「けじめ」の市政として、夕張の行政や住民の徹底した努力をすることが、国・道の支援ということから、再建計画は、18年となった
  ※平成21年度から財政健全化団体となった泉佐野市(大阪府)は、連結赤字比率26%で19年の計画期間で、夕張市は、連結赤字比率739%で18年間からかなり無理な短縮とも

 個別の内容については、次の記事にて


出典資料:「夕張市の財政破綻と破綻処理の実態について」吉田博氏

 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
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by ebiken-chigasaki | 2012-01-27 00:00 | 視察・勉強
夕張市の財政破綻と破綻の実態 その1 破綻について
 茅ヶ崎市議”えびけん”こと海老名けんたろうです。

 今日はPHP地域経営塾で、自治体の財政破綻についての話を聞いてきました。

 「夕張市の財政破綻と破綻処理の実態について」の話の内容を書きたいと思います。講師は札幌市の職員の方でした。

 <破綻の原因>
 ●炭鉱閉山後の社会環境基盤整備等の実施
   S30年代~H2 炭鉱閉山対策として観光の振興・住宅・教育・福祉対策を展開するも、人口が大幅減少
   人口ピーク(1960) 11.7万人 → 2005(国調:破綻前) 1.3万人
   人口が約9分の1になるも、行政自身はあまりダウンサイジングできなかった。
   多額の公債費(2004) 一人当たり14.5万円(類似団体 5.6万円)

 ●過大な観光事業への投資と構造的赤字
   1996 ホテルシューパロ取得 20億円   2002 Mt。レースイ取得 26億円
   人件費の割合が高く、収益性悪化

 ●非効率な組織運営
   人口1,000人あたり職員数(2004) 夕張市20.12人 (類似団体10.2人
   同じくらいの団体の2倍、当時はこの数字上、最も肥大した非効率な団体とも

 ●産炭地振興対策の廃止などに伴う収入の大幅減少
   税収 ピーク(1974) 21.6億円  → 2005(破綻前) 9.5億円
   普通交付税 ピーク(2001) 69.9億円  → 2005(破綻前) 31.1億円

 これらに加えて、不適正な財務処理によって、赤字の実態を表面化させず拡大させてきた
  →出納整理期間(2か月)を利用して、会計年度をまたいでの貸付&償還

 <なぜ、不適正な財務処理が起きたのか>
 1.自治体ガバナンスの機能不全
    ・財政セクションの組織的な会計操作(一番統制すべき部門にも関わらず)
      →コンプライアンスの欠如
    ・統制機能を持つ予算を不適正に利用
    ・異なる金融機関から一時借入金を連続的に借り換え(これは、夕張の破綻で有名になった手法)
       →いわゆる多重債務者の自転車操業と同じ、A金融機関からの借金を返すために、B機関から借りて、続いてB金融機関からの借金を返すために、C金融機関から借りる・・・を繰り返す。
    ・議会の監視と市民統制が不十分
       いわゆるall与党体制
    
    これらに加えて、その前提として、(1)財務情報の提供不十分、(2)肥大化&硬直化した組織

      当時の中田市長がカリスマ市長で、その市長にお任せ状態になってしまっていた。

 2.旧再建法の限界
    ・実質赤字比率のみを基準 →実質公債費比率などの悪化は対象外
    ・再建団代移行は申請主義

 3.決算に対する監査機能が不十分
    ・一般会計、特別会計、第3セクターにわたる会計操作が行われ、チェックできなかった。
    ・財務指標の正確性等を担保する手段が不十分
    ・決算報告に関する監査が機能していたら防げた可能性
      →しかし、その監査委員が元財政部長という長年かかわってきた側…

    中田市長(当時)も、財政が厳しいことについては発言をしていたが追及がなかった。

 しかし、財政破綻の兆候はあった。
  標準財政規模と歳出の関係
    標準財政規模×2.0>歳出 ならいいが、夕張は、1996年から「×2.6」になり、2004年には、「×4.3」になっていた。

    歳入のうち、諸収入が占める割合が、どんどん高くなり、2004年には5割をしめていた。

などがあったが、結局
 (1)不十分な財務情報の公開
 (2)監査も、もともと関わってきた側のものであったために機能せず
 (3)議会もAll与党状態でチェックできず

 →当時のカリスマ市長に白紙委任的に任せてしまっていた。

<私の感想>
 この話を聞きながらあらためて地方議会の市長与党という存在の危うさを感じました。私は地方政治は、行政(市長)と議会の二元代表の原則に立ち返るならば、議会は本質的には市長野党的であるべきなんだと思います。ただ、それはなんでも反対するという意味ではなく、市長与党で市長を支えなければいけないなんていう考え方ではなく、是是非非で挑むという姿勢こそが重要で、All与党なんて表現された時点で、議会は不要だ言われているに等しいんだと私は思います。

 次は、破綻後の実態についてを書きます。

 出典資料:「夕張市の財政破綻と破綻処理の実態について」吉田博氏

 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
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by ebiken-chigasaki | 2012-01-24 23:59 | 視察・勉強
見学;逗子市の市民の市政参加「市民による事務事業の総点検」
茅ヶ崎市議えびけんこと、海老名健太朗です。

今日は、今は美濃太田にいます。明日大学時代にバイト先で出会い、その後10年近く立って私を松下政経塾に導いた友人が市長選に挑むのでその応援のために来ています。

今日は、逗子市で行なわれている平成23年度「市民による事務事業の総点検ー事業評価会議ー」を見て参りました。

私は、民主主義のベースは直接民主主義であると思っています。ただ実際には、専門的に行なわなければならないことが多いので、間接民主主義にならざるえないということだと思っています。

ただ、昨今各地でやはり市民自身がもっと地元の政治に議員と形ではなくとも関わっていきたいという思いも強くなっており、その参加の一手段として、事業仕分け等が各地で行なわれているのですが、逗子市でも、市民が事務事業を評価するという取り組みをしていることを知り、まずは、どんなものなのかと思い、傍聴してまいりました。

評価を市民が行うのですが、まずは市内在住で18歳以上の2000人を無作為に選び、参加希望者を募集したんだそうです(募集の仕方は、市民討議会と同じような感じ)。今回は当初66名の応募があったそうです。

その後、全3回の事業選定会議で市職員と協力して、見直し対象の事業の18事業を選び、3日と4日の2日間で公開の場で対象事業の見直し&評価作業を行うということでした。

3日の対象事業として傍聴したのは
(1)自然環境評価システム維持管理事業
(2) 景観のまちづくり推進事業
(3) 計画的なまちづくり推進事業
(4) 文化プラザホール維持管理事業
(5) 文化プラザホール事業運営費
(6) 体育振興事業
(7) 幼稚園就園奨励事業

の7つを傍聴しました。

司会;市職員
事業説明&質疑応答;担当職員
評価者;市民

ですが、市長と副市長も同席していました。市長がときどきですが、質疑応答において担当職員が説明が足りない場合(もしくはそのことを説明すべきと気づいていない場合)に、説明を促していたのが印象的でした。

手話と要約筆記も居れて、障がい者への配慮もなされていました。

5分程度、職員が当該事業の概略や意義を説明し、その後は、評価者がいろいろと質問をしていました。事業によってはやったことの評価としての質問よりも、正直、要望だよな〜というのもありましたが、一方で非常に資料を読み込んでいて、バシバシと質問をしている方もいました。

一定の時間やりとりが行われると、その後は、評価スタイルとしては、構想日本の評価と同じ様な感じに評価者が評価をつけていました。
不要
民間で実施(市民含む)
国・県・広域で実施
市で実施(要改善)
市で実施(現行通り)
評価者は複数で評価し、一番多い評価を評価として決定していました(個別の評価も掲載)

この議論や評価がどう生かされるのかについては、今後正式に視察申し入れをして聞こうと思っているのですが、私自身はこういった市民の市政参加は非常に刺激になっていいと思います。市にとっても議会にとっても

事業仕分け・事務事業評価と様々に手法はありますが、私は茅ヶ崎市にもこういった形で市民も評価することが重要だと思います。これから税収は長期トレンドとしては落ちて行くことになるので
 
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 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
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by ebiken-chigasaki | 2011-09-03 23:37 | 視察・勉強
2011.06.30 構想日本フォーラム「飯館村から日本の政治を考える」
 茅ヶ崎市議”えびけん”こと海老名けんたろうです。昨夜最後は、都内に

 構想日本の第166回フォーラムに参加してまいりました。

 今回は、計画避難の対象となった福島県飯舘村の萱野典雄村長と、毎日新聞の斗ヶ沢秀俊さんの話を聞かせていただきました。

 その中でも、今回のフォーラムの主人公ともいってい萱野典雄村長の話について書きます。
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 福島県飯館村
  人口 約6,500人
  畜産がさかんで、3,000頭の牛がいる。
  飯館牛というブランドも

 福島県飯館村(人口、約6,500人)は、福島第一原発から北西に半径30~50キロ
  ※半径20キロ圏内ではない
  4月11日に、国より1カ月以内を目安に原則全員避難(計画的避難)するよう要請を受けた。
  放射線量が、年間20ミリシーベルトを超える状況になるとのことで、おおむね1ヵ月でと
  
 
 萱野村長としては、村がゴーストタウンになってしまうので、全村避難は避けたいと考えていた。人によって違いはあり、子どもや妊婦などは、早く避難させるべきであるが、全村避難となると、完全に村が、コミュニティーが壊れてしまう。村民の生活も崩壊してしまう。3,000頭の牛もどうするのか???

 全村計画避難を避けることを選択するが、そのことで村外から非難の嵐を受ける。
 しかし、全村でばらばらに避難すると村が崩壊してしまうから、車等で1時間以内のところに避難する形で対応を進めた。
 ※対応としては、乳幼児・子ども・妊婦と、いわゆる成人を分けており、乳幼児や子ども、妊婦は急いで、いち早く隣町などに避難させた。

 国の基準 年間20ミリシーベルトの基準を、逆に使って、避難先から村に通勤(戸外でなければ、被ばく量は少なくなる)で、働くという形で、9事業所550人がそうやって働く(雇用を失わない)形になり、また、治安の問題ついて、国からの緊急雇用を使って、村の臨時職員として防犯パトロールを村民400人が三交代の24時間体制で行う形で雇用を生み出したとのことでした。

 飯館村は、東日本大震災のときは、津波の被害もなく、建物の倒壊もほとんどなかったとのことで震災当初は、約1,200人の避難民を受け入れていたのが、4月11日に全村での計画的避難の指示を国から受けることになった。

 飯館村の放射線量
  4月上旬 5マイクロシーベルト/1時間
  今   2.7マイクロシーベルト/1時間

 震災当初は、44マイクロシーベルト/1時間

全村での計画的避難ならば、4月上旬の5マイクロシーベルトのときよりも、震災当初からではなかったのか、国の対応の遅さを指摘されていました。確かに、客観的に数値を見ると、そういわざるえないと思います。

 また、避難先の福島市などでも、その後の経過の中で、ホットスポット問題が発生し、飯舘村から福島市に逃れるも、また、そこから先に逃れなければいけない事態がということで、国の対応の遅さも指摘していました。

 計画的避難で、250軒3,000頭の牛については、崩壊してしまったそうです。7軒140頭については、村外で畜産を続けていくのですが、残りは廃業で、セリで販売されてしまったとのことでした。

 改めて、原発のリスクのあまりにも大きすぎることや、国の対応の遅さ、コミュニティを守ることのむずかしさなどを学んだフォーラムでした。

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 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
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by ebiken-chigasaki | 2011-06-30 23:59 | 視察・勉強
28日の日記「デンマークの医療・福祉・教育を学ぶ講演会」に参加
 28日は午後に勤労市民会館で開催された千葉忠夫先生をお招きしての「デンマークの医療・福祉・教育を学ぶ講演会」に参加してまいりました。

 千葉忠夫先生は、1941年生まれで、もともとは自衛隊でパイロットを目指していたそうですが、自己の身体の関係でなることができなくなり、その後の方向転換の中を図る中、住みよい国があり、それがデンマークと知り、1967年に、デンマークにわたり住んで、バンクミケルセンの薫陶を受けられたとのことでした。

 千葉先生の講演会は、千葉先生がデンマークの教育が対話で行われることから、一方的に講演をし、その後質疑をするというよりも、千葉先生が講演しながら、聴衆にも考えてほしいことを投げかけ、答えさせて、その答えからまた展開していくというスタイルが特徴的でした。

 <講演内容>

 幸せな国とは何なのか?

 幸せな国=生活しやすい国=生活大国
  生活大国であって、経済大国ではない。
  デンマークは、生活大国である。

 生活大国=社会福祉・社会保障が充実した国=社会福祉国家
  デンマークは、社会福祉国家である。日本は、社会福祉国家とは言われない。

 社会福祉国家とは、国民すべての生活を保障している。
  社会福祉制度の充実を表す言葉として、”ゆりかごから墓場まで”
  デンマークは、ゆりかご以前から、生活の保障がなされている。
  また、葬式費用についても、負担してもらえるそうです。
  教育費について、小学校~大学まで無料(幼稚園や保育園は有料)

 デンマークの高齢者福祉について
  千葉先生が1967年にデンマークにわたったときに、いわゆる特別養護老人ホームのようなところにおいて、デンマークの高齢者は個室に住んでいたんだそうです。

  デンマークの高齢者に対する見方の変化
   以前は、福祉の対象となる高齢者(高齢者全体の20%)=病人
     病人だから、医者と看護師で対応する。

   1970年代:高齢者=退職者 だから生活を見守ってあげよう

   1980年代:高齢者=第三の人生を送る人
         病人でも、退職者でもない
     ※第一の人生:教育を受ける人生
      第二の人生:仕事をする人生
      第三の人生:生きがいをまっとうする人生

     かつては、高齢者も体が悪くなると、特別養護老人ホームのような施設へだったが、今では可能な限り、在宅で対応するということであった。
   
   高齢者福祉の三原則
    ・継続性    :できる限り今の生活を続ける
    ・自己決定   :自分のペースで
    ・自己資源の開発:自分の持っている技能や技術を生かす

    介護でも、手伝った方が早くても、持っている能力を奪ってしまわないように、できることはできる限り、自分でやらせる。

   年金について、65歳からだが、日本と大きく異なるのが、掛け金がないということ
   日本円でいうと、月額20万円くらい

という福祉についての話の後、政治を巡る話になりました。

   社会福祉国家=民主主義
    民主主義とは何か?これを日本人は理解しているのか?

    民主主義=主権在民(国民主権)
     主権を行使するのは、選挙
      デンマークは、国政だと投票率90% 地方だと最低でも75%
      ※日本と大違いです。茅ヶ崎市はこのまえの市長選は50%未満

   民主主義の構成要素
    ・自由
    ・平等
    ・博愛=共生

   ここで千葉先生より、日本はどうなのか? 自由は?平等は?博愛は?

   千葉先生から、日本の介護保険について、その保険料について40歳以上であれば財産の多寡に関わりなく、一律の保険料を徴収するのはおかしいとのことでした。それぞれの状態に応じて、負担も、受けるサービス料も変わるべきであり、それがデンマークの病棟の考え方でもあるとのことでした。

   日本は、経済大国である。この経済力を生かせれば、生活大国にもなれると千葉先生は主張されていました。

   日本は、病気・教育・老後に備えてと個人や家庭で貯蓄して対応する。

   デンマークは、上の理由での貯蓄は行わない、それを国に税で渡して、社会福祉・社会保障で対応する。
   
   ここが大きな違いということでした。ただ、ここについては税金に対する国民観、それは国や政治に対する国民観の違いがあることが如実に表される部分です。

 本当は最後まで聞きたかったのですが、中学生たちとの打ち合わせもあり、ここで途中退室でしたが、今後は、千葉先生の本を読んで、理解を深めたいと思いました。
 
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 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
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by ebiken-chigasaki | 2011-06-28 23:58 | 視察・勉強
放射性廃棄物の最終処分場の映画「100,000年後の安全」を観ました。
 茅ヶ崎市議”えびけん”こと海老名けんたろうです。

 26日の夕方から夜は、スウェーデン大使館でした。スウェーデン大使館では勉強会が開催されており、ときどき参加しています。

 今回は、3.11以降のスウェーデンの原子力政策というタイトルで行われたのですが、その中で、この「100,000年後の安全」の映画鑑賞会もあり、特にそれが希望で今回参加しました。

 この映画は、放射性廃棄物の最終処分場を巡ってのドキュメンタリーです。
映画『100,000年後の安全』

 人類は、火の使い方を覚え、他の生き物よりも大きく繁栄することができました。そして100年前、人類は新しい火(放射能)を見つけるのだが、その火は今の人類では消すことができないほどの力を持ったものであった。
映画『100,000年後の安全』

 ということで、その放射性廃棄物をフィンランドでは、オルキルオトにて世界初の最終処分場を作ることを決定した。それは、オンカロ(フィンランド語で「隠し場所」)というんだそうです。
映画『100,000年後の安全』
 高レベル放射性廃棄物をどう処分するか
 原発推進派にしろ、反対派にしろ、現実に存在している高レベル放射性廃棄物をどうするかについては、誰もが考えなければならないことなんだと思います。なぜなら、すでに世界中には25万トンの高レベル放射性廃棄物が存在しているからです。

 そして、その高レベル放射性廃棄物が、生物に危害を及ぼさないレベルになるには、最低でも10万年かかるので、そのための最終処分場をどうするのか…

 フィンランドでは、いろいろ検討した結果、自己完結(人の手がかからない)で、10万年大丈夫(はっきり言えば永久的)な形ということで、地層処分を行うことを決めたんだそうです。

 地下500メートルに広大な処分場をつくり、そこに国内の高レベル放射性廃棄物を埋め、何層もふたをして、最後は入口もふたをして埋め戻してしまう計画で、2012年操業開始、2100年操業停止&封印

 しかし、ここで大きな課題が、10万年という時間、何万年も先の未来の人類に本当にこのオンカロのことを伝えることができるのか、危険で掘り返してはならないことを正確に伝え続けることができるのか?

 という課題です。10万年というのは、本当に長い時間です。人類の過去を振り返るとネアンデルタール人の時代…

 今の人類もピラミッドの建設理由を完全に解き明かしたわけではなく、理解できているわけでない中、何万年も先の未来の人類が理解できるのか??難しい課題で、映画に出るどの関係者も、希望的観測で、わかってほしいという感じでした。10万年先というのは正直、どうなっているのかなんて全然想像できません。

 改めて、この映画を見ると、私たち人類は本当に制御不能の危険な火を手に入れてしまったんだと実感します。そして、やはり、この高レベル放射性廃棄物について、現時点でこれを無力化できないのであれば、この廃棄物をもうこれ以上増やさないことと、最終処分(というよりも最終保管なのかも)を進めなければならないんだと思います。

 ぜひ、皆様にも、高レベル放射性廃棄物をどう処分するのかということを考える上で観ていただきた映画です。全国各地で上映されているようです。公式HPよりご確認ください。

 「100,000年後の安全」公式HPは、こちら
  
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 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
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by ebiken-chigasaki | 2011-05-26 23:59 | 視察・勉強
第7回議員の学校 大震災と地方自治体の災害政策1日目
 茅ヶ崎市議”えびけん”こと海老名けんたろうです。

 今日と明日は、多摩住民自治研究所の第7回議員の学校で勉強をしています。

 今回は、3.11の東日本大震災後ということで緊急企画で「大震災と地方自治体の災害対策」というテーマでした。

 それぞれの内容は後日書きますが
 
 今日は3コマ講義を受けました。
 
 1.東日本大震災で明らかになった防災上の問題と自治体防災の方向性
   講師:中村 八郎(NPO法人 環境・災害対策研究所副理事長)

 2.東日本大震災と都市計画
   講師;野口 和雄(都市プランナー)

 3.巨大地震と原発 放射線による汚染と被ばくの実態
   講師:野口 邦和(日本大学専任講師/放射線防護学博士)

でした。自治体の地域防災計画の問題や福島原発を巡る問題などの知識を深めることができました。

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 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
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by ebiken-chigasaki | 2011-05-19 22:56 | 視察・勉強
はまけい 第1回ちがさき海岸交流会(茅ヶ崎の津波対策など)
 茅ヶ崎市議”えびけん”こと海老名けんたろうです。

 昨日14日は、私も所属するはまけいこと茅ヶ崎・浜景観づくり推進会議の第1回ちがさき海岸交流会でした。

 今回は、茅ヶ崎市の防災対策課の職員を招いて、3.11の東日本大震災の茅ヶ崎の状況や津波対策についての話を聞きました。

 <茅ヶ崎市の職員の話>
 3.11 東日本大震災 茅ヶ崎市 震度5弱
  避難所 茅ヶ崎市内の小・中学校32校(現在は汐見台小ができて33校)
  避難者数:2,040名(うち、帰宅困難者600名程度)

  余震(平成23年5月14日現在)
   マグニチュード5.0以上 445回
   震度4以上       141回
   津波被害        0

  防災行政無線 現在114ヶ所(115ヶ所あったが1ヶ所減)
   この防災行政無線で、大津波や津波警報や地震の情報がいつもとは聞きなれない音で流れたが、それが、J-ALERT(全国瞬時警報システム)です。
   茅ヶ崎市 2009.8.3 導入
    茅ヶ崎市では、震度4以上でなるように設定
    ※藤沢や平塚は、2011.04導入
    ただ、このJ-ALERTは、総務省から各自治体の防災行政無線に自動で入り込み、放送を流すので、自治体職員も、放送で知ることになるそうです。

   津波警報などで、J-ALERTにより防災行政無線で「高台に逃げるように…」と流れるのだが、この高台が、茅ヶ崎にはどこに?となるのではないでしょうか?
 
   そこで、現在注目をされている避難ビル・避難マンション協定ということになります。
    茅ヶ崎市で避難マンションや避難ビル協定を結んでいるのは、4つ
     ・茅ヶ崎シーサイドパレス
     ・茅ヶ崎館
     ・茅ヶ崎迎賓館
     ・パナソニックリゾート湘南
    茅ヶ崎市も、協定締結担当職員を1名配置して精力的に取り組んでいるとのことで、内定状況にあるのが、18ヶ所。検討段階が13ヶ所とのことでした。
    この避難マンション協定については、実際にマンションの住人の思いもあり、総会が壁になったりすることがあるそうです。

   ちなみに、この津波について、大変なのが、津波でサーフィンをしようとするサーファーや、津波と聞いてみてみようとする見物客の対応なんだそうです。
   ただ、今回の3.11のとき、サーファーについては、サーファー同士で声を掛け合い、海から上がるように取り組んでくれて助かったとのことでした。

  茅ヶ崎の津波対策
   地震による津波の高さ 2~5m(過去一番大きな地震で想定)
    これをもとに、津波ハザードマップを作成し、全戸配布

    →茅ヶ崎市は、神奈川県に改めてこの見直しを要望。
     津波データ自身は、県になるため
   
   茅ヶ崎海岸は、津波の力が強くなりにくい地形で、地形上大きな津波がきにくい。
   過去最大の地震は、M7.9を想定しているが、学者の中には、M8.3を唱える学者も
   3.11の東日本大震災のときの津波は、茅ヶ崎は16時ごろで目測1.4メートルとのことでした。

 今後も、はまけいではさまざまな交流会を開催していきます。

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 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
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by ebiken-chigasaki | 2011-05-15 22:52 | 視察・勉強
ちがさきエコワーク記念講演「福島原発とエネルギー問題を考える」その1
 茅ヶ崎市議”えびけん”こと海老名けんたろうです。

 今日は午後から環境市民会議「ちがさきエコワーク」の記念講演会に参加しました。
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 「福島原発とエネルギー問題を考える」 講師:羽角 章氏
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を聞きました。

 まずは、原発事故情報とメディアリテラシーについての話がなされました。
  原発推進側:原発事故の規模や影響をなるべく小さく見せたい」という動機(インセンティブ)があるので、意図的に情報を隠すや操作したりする、あるいは無意識にそういう言い方をしてしまう。

  原発反対側:自分たちの警告を無視してきたからこうなったんだという意識と自分たちの方が正しかったということを強調したい動機(インセンティブ)が働き、どうしても事故や影響を大きく強調する傾向がある。

 そして、人間は、自分が何となく思っていることを肯定してくれる情報に納得するものだということでした。

 原子力の基礎知識
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 ウラン235とプルトニウム239が核分裂、連鎖反応を起こす。
  核分裂でできる生成物=死の灰
 ウラン235 1グラムが出すエネルギー=石油 ドラム缶10本分
  ちなみに直径4センチ大の大きさが爆発すると、広島の原爆なみ

 原子力発電の構造
  発電の原理は、火力発電と同じ


 
e0110824_039120.jpg

  原子力発電の燃料棒は、例えるならその1本1本が電熱器のようなもので、冷却しないと高温のままになってしまい、核分裂生成物を出し続けることになる。この核分裂生成物が、強烈な放射線を出す。
  900℃:燃料棒のさや(ジルコニウム)が酸化されて水素が発生 → 水素爆発へ
 1800℃:燃料棒のさやが溶け始める。
 2300℃:燃料べレットが溶け始める → メルトダウン

 福島第一原発で何が起こったのか?
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 当初、2号機が問題になっていたが、実は、1号機の方が問題が発生していた。
  水素爆発
   1号機:3月12日
   2号機:3月15日
   3号機:3月14日
   4号機:3月15日

ということでした。この経過資料は、後日HPにつけます。

 この福島第一原発については、原発の耐震評価について、貞観地震(869年)を考慮しないのはおかしいのではないかという指摘が以前からなされていた。
  ※貞観地震…869年7月13日、陸奥国東方の海底を震源として発生した巨大地震
        その後の津波は、海岸線を2.5~3.0キロmで浸水した巨大なもの
 事故の想定についても、安全上重要な機器が複数同時に故障する場合を考慮しないのはおかしいという指摘がなされていた。

 こういった警告や指摘を無視してきたことについて、東京電力や原発推進側すべての責任は重大であるとのことでした。

 続きは後日のブログにて書きます。

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 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
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by ebiken-chigasaki | 2011-05-07 23:56 | 視察・勉強
昨日に続いての湿田・湿地調査
 昨日に引き続いて、今朝も朝から茅ヶ崎市行谷の小出川茅ヶ崎市側に広がる湿地・湿田エリアの調査です。

 
e0110824_20394070.jpg


 昨日の段階では、盛り土の南側にある護岸されていない湿地の水路について浚渫工事を行うという情報がありました。しかし、そういったことはなく、盛り土業者、茅ヶ崎市の担当者とともに現地調査ということになりました。

 
e0110824_2041831.jpg


 昨日と比べると、この小川が水が上流から流れ込んでくるものの、盛り上がって流れが止められているせいで、水路からあふれる形になり、周辺の湿地のぬかるみ具合が進んでいました。

 市職員とともに、盛り上がっていることを確認することができました。また各地で北側の盛り土で圧される形で南側の湿地エリアが盛り上がり、そして地割れを起こしてることを確認しました。
 
 対策については、改めて、茅ヶ崎市、盛り土業者そして市民団体などで話し合いをしようということになりました。

 職員の皆さまが帰られた後、小川が盛り上がってしまい水が流れなくなってしまったところにいるカワニナなどの水のあるところへの移動作業などをして、終わりました。
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by ebiken-chigasaki | 2010-04-30 20:45 | 視察・勉強


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