茅ヶ崎市議”えびけんの政治”日記 by 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう

茅ヶ崎市議会議員”えびけん”こと、海老名けんたろう(松下政経塾出身)の茅ヶ崎市議活動日記。メールはebiken72@gmail.comまで
議員定数に関する請願と陳情について
 茅ヶ崎市議”えびけん”海老名けんたろうです。9月22日ですが、茅ヶ崎市議会に提出された請願と陳情についての審査が議会運営員会にて行われました。

 議員定数に関する請願は、その方向性としては削減を
 議員定数に関する陳情は、その方向性としては維持を

というある意味、求める方向としては全く異なるものでした。
 
 茅ヶ崎市議会では請願については、請願紹介議員とその審査を担当する委員会所属の議員とのやりとりで審査が行われます。陳情については担当課があれば、その担当課と審査担当委員会の議員とで行うことになるのですが、今回は議員定数ということで担当がないということになります。

 請願については、紹介議員の柾木議員と議会運営委員会所属議員とのやり取りが行われました。茅ヶ崎市議会は請願も陳情も書面審査という原則があるのですが、やりとりは正直書面と離れてしまっている部分もあり、若干の混乱もありました。

 私は議員の定数について、前回の統一地方選挙の公約において1万人に1人を目安に考えるべきと思っています。茅ヶ崎市が魅力あるまちであるならば、人口はこれからも増えていきます。魅力がなければ減ることになります。それに合わせて議員の数が変動してもいいのではないかと思っています。

 実際に地方議会の議員定数について、自治体の人口レベルにおうじての上限数が地方自治法によって定められており、茅ヶ崎市の人口レベルでの上限は38人です。それゆえに、これまでは本来なら38人のところ30人という形で努力しているんですという主張ができました。しかし、この地方自治法の条文は改正で消えようとしています。私は、「地方の時代」という意味からすれば消えるのは当然だと思います。

 地方の時代で、地方がその政治形態についても特色を出す時代になるべきだと思っています。地方でも議員内閣制的な主張も生まれ出しています。議員定数も地方自治法を根拠に底から、議員定数に関する条例を作るのではなく、地方で様々な形態を議論して、地方議会のあり方も議論して決めるべきだと思っています。

 正直なところ、陳情内容については嬉しい部分もありました。議員の人数が減ってしまうと監視能力や市政に市民の声を届ける力が弱まるということは原則論として理解できるのですが、現実論としては残念ながら議員をしていて理解できない部分があります。地方政治は、異なる選挙で選ばれた市長と議会という二元代表制をとっています。

 しかし、私はこの二元代表制は建前でしかないと思っています。「市長与党」という表現を皆さま耳にすると思いますが、地方議会は二元代表にこだわれば、本来的には「市長野党」的でなければならないのです。それが「市長与党」「市長野党」という形になってしまい、議会は二分され、議会という一機関としての行動がとれない現実があります。

 また、その一機関として行動がとれなくなる理由として、政党の関わりもあります。地方議会は本来なら、市長と議会のやり取りの場であるはずですが、その議会においてなぜか国政の政党批判が展開されます。茅ヶ崎市長は自民党からも民主党からも推薦をもらっていました。ということからするとその市長に議会で政党批判をぶつけるのはおかしなことなんですが、この政党のかかわりが、二元代表の議会を一つの機関として行動できなくしています。たとえばですが、保守系の議員の方で、とにかく共産党(革新)が言うからなんでもだめというスタンスをとるかたがいらっしゃいます。この時点でその方が議論することを捨てているんです。

 議論をする前提は、多様な相手について認めることです。そもそもその多様な相手を認めないスタンスに立てば議論にはなりません。

 私はこういった議会のあり方は大きく変わらなければならないと思っています。そのためにはやはり徹底的に議会は追いつめられるべきで、その中で本気の変革に向けた動きが出てくると信じています。

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 茅ヶ崎市議会議員海老名けんたろう
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by ebiken-chigasaki | 2010-09-26 20:32 | 議会制度
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