湘南サドベリースクールを見学
茅ヶ崎市議”えびけん”こと海老名けんたろうです。5日は、湘南サドベリースクールを見学してまいりました。
手作りの看板が掲げられていました。
この湘南サドベリースクールは、雄三通り沿いにあります。多くが商店や住宅になっている中、この一角だけ緑が残っています。
朝9時より見学させていただきました。この湘南サドベリースクールは、いわゆるフリースクールですが、デモクラティック・スクールといいます。この”デモクラティック”がキーワードになります。日本語訳でいうと「民主主義の学校」ということになるのですが、この”民主主義=デモクラティック”とは何なのか?ということになります。
朝9時に行くと、子ども達が4人、のちに1人増えて5人だったと思います。女の子1人とあと4人は男の子でした。男の子は大半が低学年の子ども達でした。9時~11時半くらいまでいたんですが、いわゆる公教育の学校とかなり違います。
・時間割がない
・昼食の時間も当然自由
・好きなことをして過ごしている
・異年齢一緒に過ごす
・子ども達やスタッフとのコミュニケーションが豊富
ということでした。
「子ども達がその好奇心に従って学ぶ」という姿勢で、スタッフが何かをするようにと命じるわけでもなく、スタッフが先に教材を用意し与えるわけでもありませんでした。スタッフの方と話をすると、子ども達の好奇心、そして自由に学ぶことを大切にしたいとのことでした。その好奇心が、知的関心につながり、より深い学びにつながっていくんだと思います。
ただ、この部分については、私が今日見た限りでは、低学年ゆえに、学ぶというよりも、遊びに夢中で、その遊びの中から感じているという段階に感じたんで、自分が見た範囲でつながるかどうかは分かりませんでした。それは今後ということになるんだと思います。
"デモクラティック=民主主義”という点での特徴について
湘南サドベリースクールでは、総会が行われるのですが、この総会の議決権=一票を持っているのは、スタッフだけでなく、保護者そして子ども達自身も持っているということでした。公教育の学校では考えられない仕組みです。日常の運営もスタッフと子ども達が話し合って決めます。ゴミ捨て当番もスタッフと子ども達が交代に行っていました。
公教育だと、先生と生徒はかなり厳格で明確な上下関係ですが、デモクラティックスクールは、それがかなりフラットに近い関係なのが特徴だと思いました。
公教育とはかなり違う教育・運営形態の学校でした。
・子ども達の好奇心を大事にする。
・その好奇心を伸ばすようにサポートするスタッフ
・かなりフラットな運営
まだ評価を下すには尚早で、恐らく課題もいっぱいあると思います。ただ創設者のきむさとさんときむゆきさんには、理想の教育を追いかけていただきたいと思いますし、今後もその活動を見守っていきたいです。
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茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
手作りの看板が掲げられていました。
この湘南サドベリースクールは、雄三通り沿いにあります。多くが商店や住宅になっている中、この一角だけ緑が残っています。
朝9時より見学させていただきました。この湘南サドベリースクールは、いわゆるフリースクールですが、デモクラティック・スクールといいます。この”デモクラティック”がキーワードになります。日本語訳でいうと「民主主義の学校」ということになるのですが、この”民主主義=デモクラティック”とは何なのか?ということになります。
朝9時に行くと、子ども達が4人、のちに1人増えて5人だったと思います。女の子1人とあと4人は男の子でした。男の子は大半が低学年の子ども達でした。9時~11時半くらいまでいたんですが、いわゆる公教育の学校とかなり違います。
・時間割がない
・昼食の時間も当然自由
・好きなことをして過ごしている
・異年齢一緒に過ごす
・子ども達やスタッフとのコミュニケーションが豊富
ということでした。
「子ども達がその好奇心に従って学ぶ」という姿勢で、スタッフが何かをするようにと命じるわけでもなく、スタッフが先に教材を用意し与えるわけでもありませんでした。スタッフの方と話をすると、子ども達の好奇心、そして自由に学ぶことを大切にしたいとのことでした。その好奇心が、知的関心につながり、より深い学びにつながっていくんだと思います。
ただ、この部分については、私が今日見た限りでは、低学年ゆえに、学ぶというよりも、遊びに夢中で、その遊びの中から感じているという段階に感じたんで、自分が見た範囲でつながるかどうかは分かりませんでした。それは今後ということになるんだと思います。
"デモクラティック=民主主義”という点での特徴について
湘南サドベリースクールでは、総会が行われるのですが、この総会の議決権=一票を持っているのは、スタッフだけでなく、保護者そして子ども達自身も持っているということでした。公教育の学校では考えられない仕組みです。日常の運営もスタッフと子ども達が話し合って決めます。ゴミ捨て当番もスタッフと子ども達が交代に行っていました。
公教育だと、先生と生徒はかなり厳格で明確な上下関係ですが、デモクラティックスクールは、それがかなりフラットに近い関係なのが特徴だと思いました。
公教育とはかなり違う教育・運営形態の学校でした。
・子ども達の好奇心を大事にする。
・その好奇心を伸ばすようにサポートするスタッフ
・かなりフラットな運営
まだ評価を下すには尚早で、恐らく課題もいっぱいあると思います。ただ創設者のきむさとさんときむゆきさんには、理想の教育を追いかけていただきたいと思いますし、今後もその活動を見守っていきたいです。
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茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
by ebiken-chigasaki
| 2010-10-05 23:15
| 議員活動