常任委員会視察 向日市
常任委員会視察最終日は、京都府向日市です。北・東・西を京都市に囲まれ、南は長岡京市と、市域面積は西日本最小の7.67平方キロメートル(茅ヶ崎の5分の1)、人口は5.5万人、人口密度は茅ヶ崎市よりも多い7,180人(京都府内一位)という自治体です。もともとは向日町で、JRの駅も向日町駅と、”町”が駅名に入っています。市町村合併をせずに市制移行を果たしているとのことです。京都の桂川の右岸地域に位置しています。
長岡京が、水害にも悩まされたことも大きな要因の一つとして10年くらいで遷都が行われたように、この桂川右岸地域全体は昔から水害に悩まされていたとのことでした。
向日市は、その人口密度が茅ヶ崎よりも高いことが表すように、市街化率の進展が高いために、市域内での保水効果が減少し、毎年雨で床下浸水などの水害に見舞われていたとのことで、桂川右岸の地域(京都市・向日市・長岡京市・大山崎町)などでの地域としての対策や、向日市自身としての対策が行われているとのことでした。
向日市自身としては、河川改修をしたかったが、市域が狭く、人口密度が高いように、河川改修を使用にもそのための拡幅のための用地買収がかなり困難なことや、事業が長期化してしまうこと、京都市との関係などから、さまざまな方法で貯留していく方法を採用したとのことでした。市道の下をシールド工法で掘ることにより通行の影響を最小限に抑えながら、そこの貯留管を通す形や、そのままより大きな川、そしていずれはちいき全体で取り組んでいる流域下水道雨水幹線(完成すると20万t貯留可能)につなげて流したいという意向があるとのことでした。
それ以外にも、公共施設は浸透枡を設置、また民間の開発行為についても浸透枡の設置などを指導する形で17,000立方メートルの雨水流出抑制を実現するなどの努力を重ねてきています。
現地視察として、石田川一号幹線とその幹線に貯留されている雨水を寺戸川に排出するポンプ場のある深田橋公園に行きました。
石田川一号幹線の中を見せていただきました。深田橋公園はポンプ場設置に伴い再整備が行われ、その再整備にはワークショップにより市民の声が反映されたとのことで、ポンプ場とは言え、それらしからぬ普通の公園のようなたたずまいになっていました。こういった形での整備は、いろんな利用用途を付けることになるのでいいことだと思いました。
長岡京が、水害にも悩まされたことも大きな要因の一つとして10年くらいで遷都が行われたように、この桂川右岸地域全体は昔から水害に悩まされていたとのことでした。
向日市は、その人口密度が茅ヶ崎よりも高いことが表すように、市街化率の進展が高いために、市域内での保水効果が減少し、毎年雨で床下浸水などの水害に見舞われていたとのことで、桂川右岸の地域(京都市・向日市・長岡京市・大山崎町)などでの地域としての対策や、向日市自身としての対策が行われているとのことでした。
向日市自身としては、河川改修をしたかったが、市域が狭く、人口密度が高いように、河川改修を使用にもそのための拡幅のための用地買収がかなり困難なことや、事業が長期化してしまうこと、京都市との関係などから、さまざまな方法で貯留していく方法を採用したとのことでした。市道の下をシールド工法で掘ることにより通行の影響を最小限に抑えながら、そこの貯留管を通す形や、そのままより大きな川、そしていずれはちいき全体で取り組んでいる流域下水道雨水幹線(完成すると20万t貯留可能)につなげて流したいという意向があるとのことでした。
それ以外にも、公共施設は浸透枡を設置、また民間の開発行為についても浸透枡の設置などを指導する形で17,000立方メートルの雨水流出抑制を実現するなどの努力を重ねてきています。
現地視察として、石田川一号幹線とその幹線に貯留されている雨水を寺戸川に排出するポンプ場のある深田橋公園に行きました。
石田川一号幹線の中を見せていただきました。深田橋公園はポンプ場設置に伴い再整備が行われ、その再整備にはワークショップにより市民の声が反映されたとのことで、ポンプ場とは言え、それらしからぬ普通の公園のようなたたずまいになっていました。こういった形での整備は、いろんな利用用途を付けることになるのでいいことだと思いました。
by ebiken-chigasaki
| 2008-10-31 21:37
| 視察・勉強