まちの宝物をいかす色彩計画
次の勉強会は文化会館大会議室で行われたものでした。
茅ヶ崎市まち景まち観講座
「まちの宝物をいかす色彩計画」 色彩計画家 吉田慎悟氏
途中からですが参加させていただきました。
環境色彩計画について、地域の個性ある景色を探し出し、そこに使われている色、木の色や土の色などのいろなどを調査して、その地域のさまざまな色を調べ、可能な色彩の範囲を決めること、単にイメージにとらわれるのではなく、そういった調査を通して、客観的なデータを積み上げて考えるというのがとても参考になりました。
この客観的なデータを積み上げ、明度や彩度の範囲をきめ、それを進出してくる企業などに提示することでネガティブチェックとしての機能を果たさせると企業もネガティブチェックには割と従うという話でした。ただ、ネガティブチェックないならいいんだという判断で、その地域に合わない色を選んでしまうこともあることや、色について中には、彩度測定を企業側が行う場合に、アクリル板を使ってわざと落として出すという悪質なケースもあるということで、チェックについては相手側だけではだめだということがでした。
ただここで個人宅について、裁判にもなり有名となったマンガ家楳図かずお先生の赤白の家について、家の外装は、公的なものか、それともまったくの私的なものかということについてどう考えるかが重要だということでした。私的に立つ限り、なんらその地区に制限がなければ、なんでもOKということになるんだと思います。ただ、色についても地区計画の中に織り込むことは可能とのことです。しかし、それにはその地域に住んでいる住民の方々の本気が必要とのことでした。確かにそうだと思います。行政側から勝手にできるわけではないので、色だけに限らず高さの制限などもそうですが、住んでいる人と地権者などがまとまらなければできないんだと思います。
講演後は、茅ヶ崎市の景観まちづくりの担当から、ガイドブックのコピーを使っての届け出対象や色彩計画の説明がなされました。
茅ヶ崎市まち景まち観講座
「まちの宝物をいかす色彩計画」 色彩計画家 吉田慎悟氏
途中からですが参加させていただきました。
環境色彩計画について、地域の個性ある景色を探し出し、そこに使われている色、木の色や土の色などのいろなどを調査して、その地域のさまざまな色を調べ、可能な色彩の範囲を決めること、単にイメージにとらわれるのではなく、そういった調査を通して、客観的なデータを積み上げて考えるというのがとても参考になりました。
この客観的なデータを積み上げ、明度や彩度の範囲をきめ、それを進出してくる企業などに提示することでネガティブチェックとしての機能を果たさせると企業もネガティブチェックには割と従うという話でした。ただ、ネガティブチェックないならいいんだという判断で、その地域に合わない色を選んでしまうこともあることや、色について中には、彩度測定を企業側が行う場合に、アクリル板を使ってわざと落として出すという悪質なケースもあるということで、チェックについては相手側だけではだめだということがでした。
ただここで個人宅について、裁判にもなり有名となったマンガ家楳図かずお先生の赤白の家について、家の外装は、公的なものか、それともまったくの私的なものかということについてどう考えるかが重要だということでした。私的に立つ限り、なんらその地区に制限がなければ、なんでもOKということになるんだと思います。ただ、色についても地区計画の中に織り込むことは可能とのことです。しかし、それにはその地域に住んでいる住民の方々の本気が必要とのことでした。確かにそうだと思います。行政側から勝手にできるわけではないので、色だけに限らず高さの制限などもそうですが、住んでいる人と地権者などがまとまらなければできないんだと思います。
講演後は、茅ヶ崎市の景観まちづくりの担当から、ガイドブックのコピーを使っての届け出対象や色彩計画の説明がなされました。
by ebiken-chigasaki
| 2009-02-08 00:09
| 視察・勉強