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茅ヶ崎市議”えびけんの政治”日記 by 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう

茅ヶ崎市議会議員”えびけん”こと、海老名けんたろう(松下政経塾出身)の茅ヶ崎市議活動日記。メールはebiken72@gmail.comまで
見学;逗子市の市民の市政参加「市民による事務事業の総点検」
茅ヶ崎市議えびけんこと、海老名健太朗です。

今日は、今は美濃太田にいます。明日大学時代にバイト先で出会い、その後10年近く立って私を松下政経塾に導いた友人が市長選に挑むのでその応援のために来ています。

今日は、逗子市で行なわれている平成23年度「市民による事務事業の総点検ー事業評価会議ー」を見て参りました。

私は、民主主義のベースは直接民主主義であると思っています。ただ実際には、専門的に行なわなければならないことが多いので、間接民主主義にならざるえないということだと思っています。

ただ、昨今各地でやはり市民自身がもっと地元の政治に議員と形ではなくとも関わっていきたいという思いも強くなっており、その参加の一手段として、事業仕分け等が各地で行なわれているのですが、逗子市でも、市民が事務事業を評価するという取り組みをしていることを知り、まずは、どんなものなのかと思い、傍聴してまいりました。

評価を市民が行うのですが、まずは市内在住で18歳以上の2000人を無作為に選び、参加希望者を募集したんだそうです(募集の仕方は、市民討議会と同じような感じ)。今回は当初66名の応募があったそうです。

その後、全3回の事業選定会議で市職員と協力して、見直し対象の事業の18事業を選び、3日と4日の2日間で公開の場で対象事業の見直し&評価作業を行うということでした。

3日の対象事業として傍聴したのは
(1)自然環境評価システム維持管理事業
(2) 景観のまちづくり推進事業
(3) 計画的なまちづくり推進事業
(4) 文化プラザホール維持管理事業
(5) 文化プラザホール事業運営費
(6) 体育振興事業
(7) 幼稚園就園奨励事業

の7つを傍聴しました。

司会;市職員
事業説明&質疑応答;担当職員
評価者;市民

ですが、市長と副市長も同席していました。市長がときどきですが、質疑応答において担当職員が説明が足りない場合(もしくはそのことを説明すべきと気づいていない場合)に、説明を促していたのが印象的でした。

手話と要約筆記も居れて、障がい者への配慮もなされていました。

5分程度、職員が当該事業の概略や意義を説明し、その後は、評価者がいろいろと質問をしていました。事業によってはやったことの評価としての質問よりも、正直、要望だよな〜というのもありましたが、一方で非常に資料を読み込んでいて、バシバシと質問をしている方もいました。

一定の時間やりとりが行われると、その後は、評価スタイルとしては、構想日本の評価と同じ様な感じに評価者が評価をつけていました。
不要
民間で実施(市民含む)
国・県・広域で実施
市で実施(要改善)
市で実施(現行通り)
評価者は複数で評価し、一番多い評価を評価として決定していました(個別の評価も掲載)

この議論や評価がどう生かされるのかについては、今後正式に視察申し入れをして聞こうと思っているのですが、私自身はこういった市民の市政参加は非常に刺激になっていいと思います。市にとっても議会にとっても

事業仕分け・事務事業評価と様々に手法はありますが、私は茅ヶ崎市にもこういった形で市民も評価することが重要だと思います。これから税収は長期トレンドとしては落ちて行くことになるので
 
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 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
# by ebiken-chigasaki | 2011-09-03 23:37 | 視察・勉強
一般質問:いじめ防止プログラム「スクール・バディ」活動について
 茅ヶ崎市議”えびけん”こと海老名けんたろうです。
 
 今日の日記は31日に私が一般質問をした4つ目の項目、いじめ防止プログラム「スクール・バディ」活動についてです。

 湘南DVサポートセンターという団体が、小中学校におけるいじめをなくすべく取り組んでいるプログラムです。

 このプログラムの核となるのは、大人たちがではなく、参加した小中学生たち自らがいじめなくそうと、未然に防ごうと、そして見つけようと後に活動=スクール・バディ活動を行うことにあります。

 いじめ防止プログラムについては、こちら

 小中学校の5時間を使って、一連のプログラムをこなしたのち、小中学生たちが活動することになります。

  まずは、講演で、いじめ防止プログラムのオリエンテーションで、ここでは小中学生だけでなく、保護者や自治会・民生委員等の地域の大人にも参加していただく形で、いじめ防止には、家庭・学校・地域の協力が必要であるという共通認識の醸成を図ります。

 続いて、4回のワークショップとして
   1:「いじめは許さない」
   2:「加害者の風景」
   3:「大切な自分」
   4:「伝えよう、いじめ防止」
 これらを全5時間のプログラムを通して、小中学生たちが、暴力を使わずに対立を克服する方法や、自分も他人も大切にすることが暴力防止につながることを学び、いじめに向き合い、傍観者にならず、いじめ防止の行動である「スクール・バディ」活動を起こせるようにしていくものです。

 いじめ防止プログラム図は、こちら
 プログラムの内容は、こちら スクール・バディ活動は、こちら
 藤沢市では中学校においてこのいじめ防止プログラムが実施されているとのことです。

 いじめについては、親・先生を中心に地域の大人もその発見と防止に努めるべきで、学校でもアンケート調査なども行っていることも知っていますが、アンケートで必ずしも小中学生たちがいじめの現実を答えるとも限りません。実際に、そういった声もあります。

 おそらく、一番身近な小中学生たちのほうが、いじめをわかっている場合もあります。そういった意味で、このプログラムは効果があると思います。

 また、いじめについては、ふざけるとか、からかうというのも実は該当する可能性があります。テレビ番組等で、お笑い芸人などがいじられ、おもしろおかしく笑われていますが、あれは、ある意味仕事(お金をもらっている)としてやっているからであって、現実、対等な関係で仕事でない状況下では、いじめに該当する可能性があるのではないかと私は思っています。

 いじめ防止プログラムでは、小中学生が、「ふざけただけ」「からかっただけ」といった行為も実は相手を傷つける可能性を学び、自分自身や他者との人間関係について考え、ワークショップを通して自尊感情を高めることを学び、暴力によらないコミュニケーション方法を身につけられるよう組み立てられています。

 こういったことを小中学生のうちに学び、いじめはだめだという認識と、具体的な実践活動を行う子ども達を育成することは、その子ども達が大人となっていくことで、よりよい社会が実現することにつながるのではないかと私は思っているので、ぜひ、このいじめ防止プログラムを茅ヶ崎の小中学校でも採用していただきたいと思って、提案いたしました。
 
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 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
# by ebiken-chigasaki | 2011-09-02 22:06 | 本会議
二日目の一般質問より 給食食材の産地公表と放射線量測定について
 茅ヶ崎市議”えびけん”こと海老名けんたろうです。
 今日も昨日からに引き続いての一般質問です。今日は放射線量測定関係などの質問が多かったです。個人的には行政のやっていることだけの確認の質問に終始して、そこから突っ込まない形のものについては正直げんなりしてしまうこともありますが、注目のものについて書きます。

 もともと放射線量測定について、個人的にも、また、会派としても申し入れ等の活動をしておりましたが、今回の一般質問は、保育園・小学校の給食の使用食材についての放射線量測定についてでした。

 ちなみに、茅ヶ崎市においては、保育園・小学校ともに使用食材について、予定と実績の公表を行っています。

 保育園の給食食材の使用食材の産地公表については
  ・毎月翌月使用予定の食材をHPで公表
  保育園の使用食材公表は、こちら ※公立保育園は8月4日~私立保育園も8月上旬~公表

  ・給食だよりで保護者にも公表
 この食材測定については、茅ヶ崎市としては難しいとの判断の模様です。
  理由としては、
   ・保育園の食材は毎朝納品を受けているので、それから計測するのは実務的に困難であること
   ・日ごろから地産地消を心がけ、県内産については県HPで安全確認、県外産については、産地や卸売市場での測定されてること
   ・厚生労働省のHPでも食材の安全確認をしていること

  といったことで、国・県の動向を注視しつつ、現在のところ計測は困難であるとの見解のようでした。

 小学校の給食食材の使用食材の産地公表については
   ・6月に7月分の使用食材の産地を公表
   ・8月に4月~7月分の使用食材の実績としての産地公表
   ・給食ニュースで保護者党にも公表
     小学校の使用食材公表は、こちら
   ということでした。
   小学校も当日朝に納品であること、小学校ごとの納入のため各小学校で計測をしなけれあならないことなどから難しいと判断しているとのことでした。
   文部科学省からも計測などについての指示はないとのことです。
   こちらも食材については、厚生労働省の情報を注視していきたいという回答でした。

  基本的に、食材の産地公表は小学校・保育園ともに取り組んでいくようですが、食材の放射線量測定は、実務的にも困難であること、国からの指示もないこと、県内産は県HPで、県外産は産地や卸売市場等で測定されているとの認識と厚生労働省HPで確認していることから、行わないと判断しているようです。
 
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 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
# by ebiken-chigasaki | 2011-09-01 18:17 | 本会議
一般質問 被災地転入小中学生のケア(ピアカウンセリング)について
 茅ヶ崎市議”えびけん”こと海老名けんたろうです。

 今日から茅ヶ崎市議会は平成23年度第3回定例会、いわゆる9月議会が始まりました。茅ヶ崎市議会は一般質問から始まります(議会によっては常任委員会が先のところもあります)。

 本日は6名の議員が一般質問に立ちましたが、私も4番目に質問をさせていただきました。今回は以下の4つについて質問をいたしました。

1 新たな海・浜のルールづくりについて
    ・漁業とレジャーの共存共栄を目指して
2 公共施設のエレベーターへの水や食料の設置について
3 茅ヶ崎市に転校してきた被災地小中学生のケアについて
    ・人数の把握
    ・被災者同士だからこそできるケア
 4 いじめ防止プログラム「スクール・バディ」活動について

 3.茅ヶ崎市に転校してきた被災地小中学生のケアについて
 東日本大震災・福島第一原発事故の関係で、茅ヶ崎市にも被災地から小中学生が転入してきています。現在合計で17人いるそうです。

 茅ヶ崎市は、3.11以降その転入小中学生その世帯の支援として国よりも先駆けて就学援助をその3月中から実施していたそうで、その点については非常に評価したいと思っています。精神的ケアについても配慮していただけることもわかりました。
 
 実は、高校生の転入支援の団体の方と話す機会とその活動のサポートをしているのですが、そこで、やはり福島県双葉町などから神奈川に転入するととにかく都会すぎて困ってることや、供していた思い出について語り合いたいということを聞きました。また、同じく被災した人たちにも役立ちたいということで「SDCハート‐願いを叶える会‐」を立ち上げて、被災した高校生や中学生の支援として、住んでいる地域を知ろうということで湘南ツアーなどを企画して行動しているそうです。
 
 被災者同士のピアカウンセリングというのは必要だと思っています。今回の神奈川県内への転入は本当に特殊な理由で、臨んだわけではなくどうしようもないためにある意味強制的ともいっていい状況での転入ゆえに、住んでいたことを思うピアカウンセリングは必要だと思います(中には、心的外傷等で逆に忘れているか考えない、思い出さないようにする方もいることは認めます)。

 ということで、今回その団体を一般質問で紹介させていただき、できれば、被災地転入の小中学生やその保護者に紹介していただきたいことを提案させていただきました。

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 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
# by ebiken-chigasaki | 2011-09-01 00:46 | 本会議
一般質問:公共施設のエレベータ防災備蓄ボックスの設置について
 茅ヶ崎市議”えびけん”こと海老名けんたろうです。

 今日から茅ヶ崎市議会は平成23年度第3回定例会、いわゆる9月議会が始まりました。31日に私も4番目に質問をさせていただきました。今回は以下の4つについて質問をいたしました。

1 新たな海・浜のルールづくりについて
    ・漁業とレジャーの共存共栄を目指して
2 公共施設のエレベーターへの水や食料の設置について
3 茅ヶ崎市に転校してきた被災地小中学生のケアについて
    ・人数の把握
    ・被災者同士だからこそできるケア
 4 いじめ防止プログラム「スクール・バディ」活動について

 2.公共施設のエレベーターへの水や食料の設置について
 いわゆる「エレベータ防災備蓄ボックス」をまずは公共施設のエレベーターに設置してはという提案です。
 大規模災害時には、公共施設もエレベーターが止まり、場合によってはそこで利用者が閉じ込められるという可能性もあります。すぐに開けることができればいいのですが、何時間も閉じ込められるような危険性もあり、その場合にはやはり最低でも水分補給が求められます。
 
 そこで、実は偶然、藤沢市役所のエレベーターに設置されていることを知り、そういった取組をすべきではないかと提案いたしました。ちなみに、藤沢市は民間事業者と協定を結んで設置したんだそうです(2009年2月6日に協定を締結)
 このことに関する記事は、こちら

 まずは、改めて、茅ヶ崎市も市役所をはじめとする公共施設に設置していただきたいと思っています。そしてその設置については、民間事業者の協力(できれば提供)等で進めていただきたいと思っています。

 ただ、それだけでは不十分です。今回公共施設に提案したのは、エレベータに防災備蓄ボックスを「隗より始めよ」として手本を示し、民間のマンションやビルにも設置を、津波避難マンションや津波避難ビル協定と合わせて進めていただきたいと思ってます。 

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 茅ヶ崎市議会議員 海老名けんたろう
# by ebiken-chigasaki | 2011-09-01 00:22


by ebiken-chigasaki
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